マネー・マネジメント・ファンド(Money Management Fund、通称:MMF)は、換金性が高い追加型公社債投資信託の一種とされています。外貨建のMMFと区別するため「円建てMMF」などといわれる場合もあります。
円建てMMFは、基本的に債券の償還が長期ではない日本国債・普通社債(公社債)と、コマーシャルペーパーや無担保コール・譲渡性預金といった短期金融商品を組み入れ、基準価額が1口=1円(1万口=1万円)となるように運用されています。
毎日決算を行い、その日の運用損益を全額分配する実績分配型のものが主流です(マイナスとなった場合は差し引かれる)。月末の最終営業日後に当月分をまとめて分配することになっています。
信託期間は無期限ですが、購入約定後30日未満(または約定に記載されている期日内)に解約の場合は手数料相当の信託財産留保額が差し引かれるため、約定後期間未満に解約すると元本割れということになります。
1999年以降、日本ではゼロ金利政策をとっていたため、1年物の定期預金・定額貯金・金銭信託と比べて高利回りである時期が続いた為、預金より僅かでも収益性が優位でリスクが低い円建MMFや中期指向の公社債投信へ資金流入が続いていました。
円建MMFは投資信託の中では比較的ローリスク・ローリターン商品であるが、元本割れのリスクは存在するので、ペイオフ上限額(1000万円)までは預金商品の方が安全と考えられています。
ローリスクと思われていたMMFも、2000年8月に三洋投信が扱うMMFに解約者が殺到し、同ファンドが初めての元本割れとなりました。
最近では、2001年11月の米国エンロン社の破たんをきっかけに元本割れとなるMMFが続出するなど、「MMFだからローリスク・ローリターン」とは一概に言えなくなりました。
外貨MMFは外貨建ての投資信託であるため、為替リスクを負います。当該通貨が円に対して下落した場合、ファンドの純資産価格が上昇していても、円換算した場合は損失を被る可能性があるので、MMFといえども商品説明、特にリスクに関することは納得がいくまで質問してから、MMFの購入を考えるべきでしょう。
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2008年09月23日
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